先代社長の実家にあった「看板」
高さ約1100mm厚み10mmの白木看板。下地になにかを塗った形跡もある。両面同時に使ったものではなく、途中から裏側を使用したとみられる。
代々裁縫職人であった父の生家にあった看板。いつごろ、誰の作によるものかは不明。第2次大戦後しばらくは営業していたはずで、私の小さいときまではそのたたずまいは残されていた。
上部にあるイラスト(当時はそうは呼んでいなかっただろうけど)は足袋。足袋を縫うというのは職人としてのステータスだったのかもしれない。
「御誂向仕立物所(おんあつらえむきしたてものどころ)」というのはかなり時代がかっている。
腹掛(はらがけ)股引(ももひき)脚半(きゃはん)シャツズボン下裁縫所、
肥前平戸木引田町、町田(商)店

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